岸見一郎ら「幸せになる勇気 自己啓発の源流「アドラー」の教えII」を読んで。

前回記事はこちら

phibia-reading.hatenadiary.com

1. 書籍について

「幸せになる勇気 自己啓発の源流『アドラー』の教えII」は、岸見一郎さんと古賀史健さんの共著であり、アドラー心理学の教えを探求した第二弾となっています。この本を選んだ理由は、前作の「嫌われる勇気」がとても印象に残ったからです。期待していることは、アドラー心理学の観点から自己啓発のヒントを得られることと、幸せを追求するための新たな視点を得られることです。

2. 主題やテーマ

この本は、アドラー心理学の基本的な考え方に加えて、他者との課題の分離や教育の重要性についても触れられています。具体的には、他者の課題と自分の課題を区別し、最善の方法で別れることを目指すことが重要であると説かれています。また、愛することや他者への貢献も幸せの源泉とされており、自己中心性から脱却し、共感と共同体感覚を持つことが大切であると述べられています。

3. 感想の詳細

この本の印象的な部分は、他者への尊敬や信頼、自己受容の重要性についての考え方です。他者を尊敬し、信頼し、愛することで真の自立を果たし、幸せな人生を築いていくことができるのだというメッセージが強く伝わってきました。また、自分自身を受け入れることができると、他者への貢献ができるようになり、より豊かな関係性を築くことができると感じました。

4. 考察や疑問

一方で、この本に対して疑問や考察もあります。例えば、他者に対して無条件の信頼を持つことは難しいのではないか、という点です。また、教育において実際に自立を促す方法をどのように実現するのか、という問いも浮かびました。

5. 結論

まとめると、この本はアドラー心理学のさまざまな教えを通じて、幸せな人生を送るためのヒントを提供してくれるものでした。他者との関係性を築き、尊敬や信頼を持つことの重要性を改めて感じることができました。おすすめする理由は、自己啓発に興味がある方やより豊かな人間関係を築きたい方に、新たな考え方や視点を与えるからです。ただし、この本の内容は一度読んだだけではすべて理解することは難しいかもしれませんので、繰り返し読むことをおすすめします。


最後まで読んでいただき、ありがとうございます!
参考になったでしょうか?
もし下のバナーをクリックしていただけたら、今後コンテンツを提供する励みになります!

\ こちらをクリック /



再度、ご拝読いただき、ありがとうございました!